ゆとり世代と草食系

投稿者: | 2017年11月7日

脳の活性度を下げずに、うつや認知症を予防するには、テストステロンを下げないようにすることが重要です。そのためには、誰かと競い合う環境に身を置く、あるいは競い合っている者を応援するのが効果的です。

最近はゆとり教育の影響で、小学校でも成績や運動会のかけっこに順位を付けないところもあるようですが、子供のうちからある程度の競争を経験する機会を与えたほうが、ストステロンを高める上では役立つはずです。

ゆとり教育を受けて成人した男性に「草食系」とよばれる人が増えています。草食の反対は「肉食」。トラにしてもライオンにしても、肉食の動物は必ず自分のテリトリーを持っていて、侵入者を排除しながら、自分の縄張りを拡げる努力をしています。これこそテストステロン本来の働きなのです。

一方、草食系とよばれる男性は、テストステロンが低いから争いごとを好まない。とはいえテストステロンが高い男性が、喧嘩ばかりしているわけでもありません。どちらかといえば逆なのです。テストステロンは「社会性のホルモン」で、この値が高い人は、チームの和を尊び、仲間や社会との協調を大切にする傾向が強いので、競争心はあるけれど喧嘩や暴力には走りにくいのです。反対にテストステロンが低い人の場合、争いごとはしないけれど他者との協調も考えない傾向にあるので、内に閉じこもってしまいかねません。これは引きこもりの要因となり得ます。

草食系男子という言葉はよくできた呼び方だとは思いますが、オトコである以上、積極的に草食系を目指すのは、やはり好ましいことではないように思います。きちんと自己主張ができ、競争力と社会性を兼ね備えた男性が、人類学的には優位に立つのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です